「犠牲者マインド」からの卒業
「自分は環境の犠牲者だ」というワナ
「部署の雰囲気が悪いから成果を出せないんだ」
「上司が反対したから、あのプロジェクトに手を挙げられなかった」
こういった思考パターンに心当たりはありませんか?
これは「犠牲者マインド」または「被害者意識」と呼ばれるものです。ボクも長年このような思考の癖に囚われてきました。
一度は克服したつもりでいましたが、気づけばまた同じ思考に戻っていることに気づいたのです。
なぜでしょうか?
それは表面的な変化だけで、根本的なマインドセットが変わっていなかったからだと気づきました。このままではいけないと思い、再度自分の思考を見つめ直すことにしました。気づいた今こそチャンスだ!と思い、このマインドから本当に卒業したいと思ったのです。
マインドセットとは何か
マインドセットとは、私たちの経験、教育、先入観から形成された思考や行動のパターンのことです。
「固定観念」「思い込み」「価値観」「信念」といった言葉で表現されることもあります。
これまでの生活の中で、知らず知らずのうちに様々なマインドセットを身につけています。
「犠牲者マインド」とは
「犠牲者マインド」とは、自分に起きることは自分のせいではないと考える思考パターンです。
このマインドセットは、次のような「利点」があります。
- 周囲から同情や理解を得られる
- 自分を守るための言い訳ができる
- 自分で決断する責任から逃れられる
- 周囲に合わせていれば波風を立てずに済む
一見すると楽に思えるこの思考パターンですが、実は大きな足かせになっていると思います。
「犠牲者マインド」の代償
1. 成長機会の喪失
「会社の制度が悪い」「家族の理解がない」と外部要因のせいにしていると、困難な状況から学び、成長する機会を逃してしまいます。このような機会を逃し、自己成長を諦めることは大きな損失です。
自分の行動を正当化し続けると、「自分はどうすればよいか」を真剣に考える機会を自ら放棄していることになります。
人生100年時代、この先の長い人生で成長を止めてしまうのは、あまりにもったいないことです。
2. 望まないものを引き寄せる
「犠牲者マインド」を持ち続けると、常に不安や恐れにフォーカスすることになります。心理学では「フォーカスしているものが手に入る」と言われます。つまり、不安や恐れにフォーカスし続けると、結果的にそれらを引き寄せてしまうのです。
これからの人生にポジティブな未来像を描くためには、「犠牲者である」という意識を手放し、自分が本当に望むことにフォーカスする必要があります。
3. 幸せを遠ざける
「年齢的にもう遅い」 「住宅ローンがあるからリスクは取れない」 「家族の事情があるから」「自分が我慢していれば収入が途絶えることはない」「今の収入を手放せない」
こうした言い訳で自分の可能性を狭めていませんか?これらは自分の行動を制限し、新たな挑戦の機会を自ら閉ざしているのと同じです。
自分の可能性を否定し続けると、精神的エネルギーも低下し、幸福感も薄れていきます。
「思い立ったが吉日」という言葉があります。
物事を始めようと 思ったときはすぐに実行した方がよいという意味のことわざですね。この言葉が示すように、やろう!と思った今、新たな挑戦に踏み出す勇気が必要です。
「犠牲者マインド」から卒業するために
まずは自分が好きなこと、やりたいと思っていることの中から、今の自分にできることを見つけてみましょう。たとえ小さなことでも、自分の意思で選択し行動することが「犠牲者マインド」から抜け出す第一歩になります。
これまでの経験を活かしながら、これからの人生を自分らしく生きるために、「犠牲者マインド」から卒業する時なのかもしれません。自分の人生の主人公は、他でもない自分自身なのですから。













